油断するなここは戦場だ

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銭とベクレル(あるいは「みそさんが来た」)

今日(日曜)からジュネーブにある CERN に出張。つくばからはアクセス特急ができてかなり早くなったのだが、接続の悪い電車を2回の乗り換える間に眠りこむと大変なことになる。土曜日に鈴木みそさんのコミック「銭」と「限界集落温泉」の一巻を買ったので電車の中で眠気覚ましに読み出して、「これは大変なことだ」と思った。「しまったぁ」である。

ついこの間、鈴木みそさんは震災マンガの取材のためにKEK の広報室においでになった。KEK は茨城県のつくば市と東海村に施設があり、どちらも震災によって手ひどい被害を受けていて、現在復旧作業の真っ最中である.

評論家でもないので、ぐたぐた書く事はさけるが、作品を見るとみそさんの漫画の根源は、際立った人間観察・社会観察にあるようだ。取材の際は、通常のやりとりの間にひやっとするような質問を切り出されたり、
みそさんの質問にこ何かの方向性が突然現れたりするのを、横から興味深く拝見していたが、これだけの観察眼のある人の前に、なんの心の準備もなくうかうかと出て行ってしまったのはマズかったような気がする。
こういう人にかかると、普段の自分の意識しない面とか弱いところとかを、目の前に突きつけられてあたふたすることになる。。。。まあ、先にコミックを読んで、構えていくのもつまらないだろうから、これで良かったのかもしれない。みそさんにとっていい取材だったことを祈るばかりである。

              *************************************

金勘定は、物理あるいは科学の研究と似ているな、というのが「銭」一巻の感想だ。(「銭」は初版発行は2003年だが、近所の本屋には全巻ならんでいた。)

雑誌を印刷するのにいくら、本屋のマージンがいくら、原稿料がいくら、返本率がいくら、一定数以上は札束を印刷するのも同然の単行本(第弐話、参話).... ああでもそれうちの子は全部ワングで半額で買ってまっせ
と頭のなかで突っ込みを入れながら.... リアルは数字に置き換えられ、そしてその数字がなければリアルを理解することは難しい。

科学においても、現象はモデル化され、数字に補強されされる。そして、その数字を手がかりまた次の現象をひっぱりだしていくのが科学の営みである。いわゆる「科学クラスター」なり「物理クラスター」といわれる人たちが震災に関わる現象を語るとき、一部の人たちが感じている違和感もこの「定量化」にあるのだろう。

科学者は比較するのが得意だ。

内部被曝を例に取って考えてみよう。私自身は内部被曝を計算する練習を3月4月ごろによくやってみた。食品に含まれる放射線量(ベクレル/Kg)、あるいは、大気中に含まれる放射物質の量を(ベクレル/m^3)を
換算計数を使って内部被曝量を計算する。報道されるWBC のカウントや内部被曝量を、自然放射線による被曝量や震災直後の空間線量と比較して、重要性を考える。 そこでは内部被曝と外部被曝は同じ シーベルトという単位でそろえられて比較する。つまりベクレルやシーベルトは被曝量をはかる「銭」だ。今後さらに多くの ホールボディカウンターのデータ、食品検査のデータが出て、環境にある放射線と、被曝との関係はよりはっきりしてくるだろう。そうしてこのような定量化をとうして、効率的な対策を立てる事が可能になるのだと考えている。

こういう科学っぽい営みに伴う「つぶやき」に違和感をもつ人は常に一定数いて、ツイッターのエゴサーチでもよくひっかかる。それは「ちょっとでもはいっているからだめ」という気持ちだったり「リスクを比較するのが許せない」だったり「全部計っていないから心配」だったり「物理学者はなんでもモデル化できると思っている」という反感だったりする。しかし、依然として数の少ない食品の測定や標準的な指標からモデルにもとづいて状況把握をする作業は、被曝の実体をリアルに感じて、次を予測するのに必要な作業である。そして、私はそういう作業をする能力を、もっと多くの人が持つ必要があると感じている。

本物のの「銭」=お金の世界に戻ろう。人生に銭を持ち出すと反感をかうが、一方で銭がなくてはなんともならないことを我々は良く理解しているつもりでいる。しかしわれわれはその数に向き合っているだろうか?自分の収入や支出に直接関わる部分はだれもがある程度把握しているだろう。しかしそこから一歩外にでると、一見ここちよい外観に偽装された「銭の世界」はなかなか正体を表さない。コンビニで商品を買うときにわれわれは便利さと品揃えだけに関心があって、その店の収支データに想いをはせる人はいないだろう(第八話〜十話)。しかし、銭の世界が店のあり方を決め、間接的に我々の暮らしを動かしている。そして一つ一つの「銭の世界」とそれに関わる「人のあり方」のリアルに眼を向けたコミックが「銭」なのだと思った。

みそさん取材風景
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by mihoko_nojiri | 2011-07-24 21:57

「大気中の放射性物質」と牛の藁

最近になってもまだ、「放射性物質が大気中にあるので、ガイガーが反応するんじゃないんですか?」と聞かれる時があります。「いえ放射性物質は地面にあります。地面にある放射性物質から飛んでくるガンマ線がガイガーカウンターを鳴らすのです」と簡単に答えますが、自分が気になっている「敵」がどこから来て今どこにいるかが、広く知られていないというのは、困ったことだと思っています。

放射性物質は最初は空気にある細かい粒子にのって来ました。KEK で行われた桝本先生の講演 によると 、つくばにきた放射性物質のうち、ヨウ素は気体として、また1ミクロン以下の粒子とともに、、セシウムは数ミクロンの粒子について運ばれてきたというデータがあります。セシウムだけではなくテクネチウム、テルルなども同じ 数ミクロンの粒子についてきたと考えられています。

このような空気の汚染はつくばでは当初 3/15 日 1立方センチメートルあたり、 0.0001Bq, つまり1立方メートルあたり 100Bq程度観測されました。この粒子が地上に落ちると、その後は移動せず、地上でずっと放射線を出し続けることになります。現在大気中の汚染物質は、つくばでは観測されないか、観測されても 0.001Bq 程度にまで下がっています。初期の汚染対策として、窓を閉める、換気扇を止めるなどといったものがありましたが、現在はこのような対策は必要がなく、汚染の主なものは、地上からくる放射線と、食品による内部被曝となっています。

地上からくる放射線については、除去の議論がされています。以前に触れた、 校庭の土の除去は福島県内で行われて効果があったようです。また放射性物質のある場所には偏りがあり、福島等では側溝などで大変高い値がでているようです。この除染は、通学路の安全確保には効果があるでしょう。一方で、家の周りの雨樋等で一カ所にたまった放射性物質の除染は、周囲の空間線量を下げるのにそれほど効果がなかったようです。これは一カ所に集まった放射線の効果は距離の2乗に逆比例して減少するので離れればすぐに線量がさがること、また地上に一様にひろがった放射性物質の量がはるかに多いためで、一日に浴びる量に関係する空間線量の低減にあまり効果がないようです(例えばこの資料など )。 被曝線量を下げるには、まとまった量の土の除去がもっとも効率がいいようですが、現在ある程度放射性物質の地下への沈降がはじまって、より多くの土を除去する必要があるのではないかと心配しています。

植物は効率よくダストを吸着するため、大量の放射性物質を抱えています。3月の放出の時に大気中にあった葉や落ち葉が大量の放射性物質をかかえていることは2つ前のエントリー(腐葉土のセシウム)でも説明しました。。最近3月4月に屋外にあった藁を飼料とした牛に多量のセシウムがあることがあきらかになりましたが、これは藁に含まれる放射性物質が原因です。振り返ってみると、 環境試料の測定結果(~5/31) では福島の多くの地域で4月に採取された雑草の放射性物質は 1万 Bq/Kg を越えており、問題となった稲藁と同じような状態になっています。土壌に比べると落ち葉の線量はKg あたりの Bq にすると大変大きくなります。これは土壌の測定は 5cm あるいは15cm に含まれる放射性物質の量として定義されているためですが、このようなものを動物に給餌するのは大変危険です。

福島はもちろんですが、震災で放射線観測網が構築できなかった東北地方で汚染に注意するべきかもしれません。話題になった南相馬、いわきなどでは空間線量が4月上旬で 0.5μSv/h の場所でも10000Bq/Kg 以上の雑草があり、 、須賀川市で0.2~0.3 μSv/h 程度の場所で1万を越えている場合すらあります。β線に感度の高いガイガーカウンターはこういう汚染の検知に有効ですので、3月に一旦空間線量が上がった地域ではぜひ飼料の測定をしていただきたいと思います。

今後ですが、葉を直接汚す汚染は大気中の放射性物質の減少とともに減り、その後は土壌から根を通じて吸収される汚染が重要になります。空間線量がある程度高くなっている地域でも、5〜6月以降に植え付けられたものについては、それ以前のものとくらべてかなり汚染が少なくなるはずです。
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by mihoko_nojiri | 2011-07-18 14:02

ヨウ素の旅

あちこちの下水処理上で汚泥の測定がされ、放射性ヨウ素が検出される事例が増えています。これを、福島第一からくると思うと

0) そもそもなぜ下水だけ?
1)ある地域の処理場では出ているのにすぐとなりでは出ていない、
2) 大気エアフィルターにヨウ素はとっくに出なくなっている (例:高崎の不拡散センター http://www.cpdnp.jp/)
3)そもそも半減期が8日なので逆算すると量が巨大、
4)しかもセシウムが出ていない

と、どう考えてもだめだめ (例えば この togetter  http://togetter.com/li/156686 の前半)となってしまいます。

放射性ヨウ素は、医療現場で甲状腺の治療に使われています。甲状腺はヨウ素を集める性質をもっており、治療のさいには、まず甲状腺をヨウ素欠乏の状態にしたあとで、放射性ヨウ素を飲みます。この時には多くのヨウ素が投与されます。入院の場合は放射性ヨウ素は別に処理されて、下水にでませんが、 500MBq=5億Bq 以下のヨウ素の投与の場合は入院の必要がなく、この場合投与されたヨウ素のかなりの部分が尿として、一般家庭のトイレから下水に流れます。

例えば下水にながれたヨウ素が 0.1億Bq でこれが地域の下水処理場に流れたとします。このサイトにでている
一番大きな値をだしている富士北麓浄化センター(http://www.yamanashi-swc.or.jp/hokuroku/hk_data.htm) の一日の汚泥は平均して約10トンですから、1000Bq/Kg と実際に検出されている最大値1500 Bq/Kgが簡単に出てしまいます。なお、この浄化センターの処理地域には、富士吉田市立病院があります。国から地域がん拠点センターに指定されており、放射線科もあるようですが、ここでの医療活動と関係するのかどうかはわかりません。

患者さんが放射性物質を投与された病院と、ご自宅が距離が離れている場合もあるでしょう。富士吉田市立病院は大変立派なライナックを有する放射線治療科がありますが、ネット上はヨード内服治療をやっていることは確認できませんでした。静岡の狩野川東部浄化センターの処理地域も内服治療をやっている病院はないようです。甲状腺の病気は人がいればどこにでも発生しますし、治療費の面からも通院で治療できるメリットは大きいと思います。

ただ、甲状腺治療をやっていることが明らかな病院のある地域でヨウ素が観測されることも多いように思います。たとえば山梨の釜無川浄化センターは山梨大学付属病院のある中央市を含んでいます。松本の宮渕浄化センターは信州大学付属病院、いずれもヨウ素内服療法の治療ができる病院を処理地域に含んでいます。
 甲状腺のヨウ素内服治療についてはこちらに情報があるようです。 ( http://oncology.jsnm.org/iodine/list/thyroid#04   PDF のリスト http://t.co/oLxmDW9  )
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by mihoko_nojiri | 2011-07-18 10:36

対策すべき被曝量(福島の場合)

福島県内の多くの小学校のグランドで高い放射線が観測されています。この様子がよくわかる図を 石原先生( @Ishihara_Y ) が作ってくださいました。

これは学校の校庭における「空間放射線量」の測定の結果を地図の上にあらわしたものです。例えば地図上赤い場所は5μSv以上 がでた場所から半径5Kmのエリアになります。実際の測定点は一つでもその周りも高い可能性があるからこういう色づけがされています。実際には学校が密集しているところでは、学校ごとに値がばらついています。複数の小学校があるときには平均化した値で色が決まっています。いずれにしても自分のお住まいの場所が値が高いゾーンにはいっていれば、学校だけでなく自宅周辺の土などに放射性物質が比較的多くあると考えるのが妥当です。小学校ごとの値はこちらに可視化されています。

非常に高い値ですから、健康との関係が問題になります。今回計られた値はグランドでの値で、一般的にコンクリートの建物の中では 1/10 程度、木造家屋で 1/2 程度放射線量は少なくなります。つまり一日に浴びる放射線量はどのような場所で何時間すごしたか、で変わってきます仮に一年間校庭で過ごすとして計算してみます。2μSv/hを一年中浴びると年に 18mSv、4μ Sv/h なら 36mSv になります。これはどのくらい健康に影響があるかという疑問はだれでももつと思います。白血球が減少するといった害が出るのは、年200mSv レベルの被曝の場合で、 20mSv はそれよりかなり少ない値です。しかし発ガンの確率が上がります。

ここから先は非専門家の計算ですので、もう少し詳しい方の意見をうかがっていきたいのですが、ともかく計算を始めてみます。 積算で 100mSv 浴びると生涯の発ガン率が 0.4 % 上がるとされています。http://bit.ly/g9S45d(一宮氏によるスライド).これは一度に100mSv を浴びた場合の発ガン率のデータが根拠になっています。すこしづつ浴びた場合は、同じ積算でも影響は少ないという考え方はありますが、ここではリスクは積算線量だけによるとします。

放射線量は現在すでに地上に落ちたセシウム(半減期30年)からくるものが大半ですので、これからほぼ一定だとして、20mSv を10年あびる状況を考えます( 2μSv/h 程度)積算で 200mSv となりますから、発ガン率でいうと 0.8% になります。これは大きな量でしょうか、小さな量でしょうか。何と比較して大きい小さいを議論すべきでしょうか。

わたしは比較すべき値は生命表にあると思います。(http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/20th/index.html) 完全生命表はそれぞれの年齢層でどのくらいの人数が死んでいくか、ということを統計的にもとめた表です。この表によれば、生まれたときに10万人いた男子は1年たつと 99702人 になり、20歳の時には 99285人 、30歳の時には 98636 人、40歳では 97676人 になります。

最初の一年は先天性の病気のために死亡リスクが高いので除外しますその後40歳くらいまでの間は人はほとんど死にません。一才の時から20歳の時には0.4% の人が、30歳までに1%の人が、40歳までに 2% の人がなくなります。ここに放射線の影響が積み上がります。0歳から10歳まで20mSv を10年間浴びて、
30歳〜40歳の時にその0.8 %がガンを発病して深刻な健康被害がでるとすれば、この生命表の数字に目に見える変化が表れます。もちろん、いろいろな仮定を積み上げた計算です。平均的な発病時期がもっとおそく 50歳くらいであれば、影響は少ないと考えられます。子供と大人では放射線の影響は異なる可能性があります。また、1% しか違わない」と思う方もいるでしょう。これは小さい数字と思うかどうかは、みなさんの判断にまかせたいと思いますが、一つはっきり言える事は、子供〜壮年の方のうける影響をそれがなかったときの死亡リスクと比べた的の重要性は、 60歳の方のそれに比べるとはるかに重要だということです。

現在、学校の校庭での積算の放射線量を10~ 20mSv以下の値にするように国の基準を決めようという話になっていますので、黄色から赤のゾーンで何らかのとりあえず使用制限などの対策がされるべきだと思います。そしてわたしは是非被曝量を下げる対策をしてほしいと思います。恒久的な放射線対策として比較的簡単なのが、客土です。例えば校庭の土であればそっくり5cm ぐらいはがして入れ替える、ということをすれば、新たな放射性物質が降らなければ、学校が「安全ゾーン」になるわけです。もちろん継続して観測していくことが必要です。

福島市、郡山市では市一帯で値が高いですから、日常生活全体を考えた時の積分線量を考える必要があります。子供の動きは大人とかなり違います。地面の上に座り込んだり、寝転がったらり、思わぬところにいったり
するでしょう。普通の空間線量で推定できる値と全く違う被曝をする可能性は常にあります。一番確実なのは、フィルムバッチのように、個人の受ける放射線量を測定できるものをつけて、数ヶ月の積分線量を実際に測定してみるということだと思いますが、とりあえず学校や家庭で放射線を詳しく測定して、地域全体の安全を確認する必要があると思います。例えば、砂場にいったあとは手を洗う、水たまりなど放射性物質がたまりやすい場所にちかづかないといった対策が、役にたつかどうかわかると思います。

あまりに値が高い場合には、対策がとられるまで移動するべきだと思います。飯舘村などは右の真っ赤なゾーンにあり 10μSv/hがでているところもあります。これだと100mSv/年 近くになってしまい室内にいると線量が少ないなどの条件をいれても内部被曝で100mSv/y を越えてしまいます。特に若い方が長期にいるべき環境ではないと考えます。

対策にはかなりのお金がかかります。客土の費用、避難によって生活、仕事の場所を失うことにともなう損失、精神的な被害もあるでしょう。地震は自然災害ですが、この原発事故は自然災害ではありません。責任をもって、この費用を負担しなければならない対象は東電と国(あるは国民)であると思います。国は原発を審査し、認可し、定期的に評価を行って、連帯して原発の安全に対して責任を負ってきたという事実を忘れず、早急に対策を明らかにするべきだと思います。

なお、被曝の影響については  http://www.rerf.or.jp/rerfrad.pdf http://www.icrp.org/docs/Low-dose_TG_rept_for_web.pdf などの文献も参考になると思います。

# 計算が違っているのではというコメント(もう承認しません)をぽつぽつ頂いているのですが、例えば、http://www.remnet.jp/lecture/forum/sh07_04.html  に 200mSv の過剰リスクが 1% とありますので、 order は違わないと思います。ここに児童の場合の数値もあります。正しい数字をだすことは本稿の趣旨とちがいますので、これ以上のコメントはご容赦ください。

#また、しきい値モデルが正しいのではないかというコメントも多数いただいています。icrp の report http://www.icrp.org/docs/Low-dose_TG_rept_for_web.pdf のFig. 2.2 では 0.2Sv までは線形モデルで良く、その下のデータはないと認識しています。安全側に立ては線形モデルがいいという理解であろうと思います。これについては別の場所で専門家の詳しい議論をして頂ければと思います。
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by mihoko_nojiri | 2011-04-18 22:56

片対数グラフと飯舘村の安全

早野先生のよく tweet されているグラフの中に片対数グラフがあります。一目盛りごとに1, 10, 100 と桁の違う数字がかいてあるグラフです。このグラフの読み取り方が分からなくて困っているかたは多いようです。
対数については以前から説明考えろといわれていましたので、いい機会ですから この図  を例に比べてみようと思います。

片対数グラフは大きな量とすごく小さい量を同じグラフに書くときに使います。たとえば、今筑波で は 放射線は 0.1μSv くらい、福島県内だと 数 μ Sv だとします.いろいろな場所で値は大きく変わるけれども、日ごとの変化の比率はほぼおなじです。例えばヨウ素はつくばでも福島でも 8日で半分になりますから、この共通の傾向を一つのグラフの中でみたいとき、また、原発から放出があった時は違う場所でにたよう比率で放射線が増のを(たとえば、福島では2→4の時に 筑波では 0.1→ 0.2といったように)こ同じグラフでみたい時に片対数は便利です。

早野先生のグラフ ( http://plixi.com/p/89685373 )の図の上の段をみると、福島と飯館村の値しかみえません。他の場所で値について同時に考えることはこの図では不可能です。また福島市の値は図の右のはしでは、横浜のものと同じようにしか見えません。一方下の図では横浜や水戸の値が同じグラフで見えるだけではなく、いろいろなピーク構造や、雨による放射線の増加までよみとることができます。非常に広い地域の放射線量の分布を比較したい時に片対数グラフを使うのです。(下の)片対数グラフを慣れていない方ががみるときに 一番上の線は1万円札、2番目の線は1000円札、次いで100円、10円、1円だと思うとわかりやすいと思います。福島の放射線は1000円クラス、横浜や水戸の放射線は1円クラス、ということになります。


最近注目されている放射線分布のシミュレーションの等高線もこの 対数目盛りをつかっています。色の一番濃いところを一万円、色が薄くなるたびごとに何分の1かになっていくようなグラフです。これは非常に大きな影響を受ける地域と軽微な影響を受ける地域を同じ地図の上に表現する手法です。いろいろな誤解を生んで騒がれたドイツのシュミレーションや気象庁から発表されたシミュレーションの結果は一番高いところの数字を勝手に「1万円」ときめて計算したものになっています。その図で一円に対応する区域は日本を大きく覆いますが、原発で放射線の大気中放出がない限り、実際に観測される線量はく問題にならない数字です。政府や報道に携わる方はぜひとも計算の意味が伝わるような工夫をして頂きたいと思います。

対数グラフにしたときの放射線の値の大きさは、われわれの健康に対する深刻度の違いでもあります。もしも一時間に 100μSv浴びる地域にいれば、一日で2.4 mSv 一年間で 880mSV 被曝します。福島原発で働いている方の作業環境はいろいろな防護対策をされていても100μSv/h に近いでしょう。一方10μSv/h であれば 一年間で 88mSv です。このくらいの値の放射線を毎年のようにあびていれば、ガンのリスクを相当程度あげるといっていいでしょうが、今すぐ病気になる値ではありません。一方で東京圏の放射線はそのさらに2桁下となり、ほぼ自然放射線と同等です。私が twitter 上で、「もっと福島のことを考えよう」、と時々つぶやいているのはそのためです。

原発の30 Km 圏内でもなく、現在も人がいるエリアで毎日10μSv の放射線にさらされている場所があります。飯舘村後方支援チーム「飯舘村周辺放射能汚染調査暫定報告の発表と対策について」では、高濃度の汚染が報告されています ( http://bit.ly/ewH5Nj )村南部の曲田地域ではもっとも放射線量が高かった時は ~100μSv/h と推定され、 現在でも10μSv/h を遥かに越える線量になっています。完全に屋外にいた場合、やや放射線の少ない村役場でも 現在の積算は15mSv になる勘定です。家屋内ではやや軽減されますが、10mSv をめやすに対策されるべき妊婦や子供の健康にとってすでに問題となる量をいえるでしょう。ヨウ素からくる放射線は 8日で1/2に減っていきますが、半減期30年のセシウムがあり、今後放射線のレベルはそれほど大きくかわりません。村役場で汚染がはじまってから90日の積算は 30mSvと予想されています。

早急な対策が必要なはずですが、動きが大変鈍いのが心配です。たまたま目にした4月5日の県の資料では、飯館村村役場の1時間辺の放射線量 5.93 μSv を、X 線検査の一回の被曝量 600μSvと比較して、十分少ないから安全であるというコメントすらついていました。 ( http://ow.ly/4t36t ) 県には、支援チームの勧告の内容を理解して、今すぐ対策をとっていただきたいと思います。
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by mihoko_nojiri | 2011-04-06 00:07

基本のお作法

最近全国の理工系学部で女性大学生獲得競争が本格的に始まった感がある。

理系を選択する女子は現状ではまだまだ少ない。その理由の一つに理系学部における女子比率があるだろう。中学ではま理科や算数が好きという子であっても、高校になると女子比率の多い無難な進学先を選択することを勧められるという話は今でもよく聞く

一方少子化の中、理工系学部は女子学生に熱い視線を送っている。男子の中で理/文系の選択は大きくかわると考えられないが、理系学科を選択する女子の比率はかなりの伸びしろがある。ベースとなる志望者が増えれば質の向上が望めるし、先に女性を増やした学校は、他の女子比率の低い学部に比べて優位に立てるかもしれない。

理系学部の宣伝活動もかなり積極的になってきた。特にこの中でも大事になるのは、「ロールモデル」の設定になる。オフィスで働く女性のイメージはテレビドラマや周囲の人をみてある程度わかるけど、理系にすすんで、どんな仕事をするのか、結婚出産したらどうなるのか、そもそも理系学部で周りが男子ばかりってどうしたらいいの、って特に女子高にいたら思うだろう。

実際、女性の少ない学部にいくと気を使うことがたくさんある。一番困ることは「女の子どうしで固まれない」、ってことだ。ちょっと困った行動をとる男子学生は大学のうちはまだまだ多いから、周りに安心して話せる人がいないと、とっても疲れる。困った状況は一旦始まると長く続いたりするから、そういう雰囲気をゼミだの実験
グループで作らないっていうのは、女性を積極的にうけいれようとする理工学部の責任になる。「セクハラ防止」とか「アカハラ防止」とかそういうことだ。

女の子らしくって言わない、ってうのはセクハラ対策の必須条件の一つ、「基本のお作法」だ。女性比率が低ければどうしても目立つから、容姿とか服とか生活スタイルとか、簡単にいえば一般的に「女性らしいと考えられていること」について周囲に強調されないというのは大事な事になる。もちろん平気な人もいるけど、いやだって思う人もそれなりにいて、例えば「かわいい」と言われて社会人女性が不快に思う率は 24・5% 。美人、きれいといわれて不快に思う女性は 22%。一方社会人男性の91・1%がかわいいといわれて女性が不快にに思うとは考えていない。

ここで本題。それは大学の理系女子勧誘イベント、特にロールモデルとして、女性研究者や先輩学生を呼んでくるタイプの企画に、最近「理系マドンナ」「理系マドモワゼル」みたいに「おしゃれなイメージが付随した女性をあらわす単語」や「女性の感性を生かした研究」といった文言が増えてきたことだ。

ぶっちゃけあなたがその部署で一人しかいない女性PI(研究室の運営に責任ある人のこと) だとして、学部のマドンナって言われたいか、といえば、半分くらいの人はむっとしてそれなんですか?っていうと思う。女性の感性を生かした研究ってなんだろう?少なくとも私の研究分野には女性村はない。

女性比率を増やしたい理工系学部や企業のしなければならないことはたくさんある。女性であるということを意識せずに、チームの中で仕事ができる、とか、子供ができたときにメリハリのついた時間配分がされていて、出産後も勤められるということは大事なチェックポイントだと思う。育児も仕事もなんとかなるけど、大変さは周囲の意識でずいぶん変わる。今年も大学からはたくさんのアウトリーチ活動があると思うけど、女子学生の人たちには、訪問した大学で「本当に聞かないといけないこと」を聞いてきてもらいたいな、と思う。
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by mihoko_nojiri | 2011-02-05 23:34

マイナス水素イオン(によるまぬけ時空)発生装置について(解説 version)

間抜け時空だけでクリックだの☆だのいただいたんだじゃないかと恐縮している 同題のtogetter 纏めについて解説する。

そもそもの発端である、マイナス水素水だの固体マイナス水素等のサプリメント類については、私は専門ではないのでそれぞれの事例について立ち入ることはさける。しかし、科学で営業させてもらっている以上、いくつかコメントする義務はあるだろう。

われわれの体を構成する細胞は、様々な生体システムによって、注意深く外界とわけられている。生体活動を担うのは、生体でおこる化学反応を触媒する酵素という分子である。触媒は反応を促進するがそれ自体は変わらないので、ごく少量あるだけで大きな効果を生体活動に及ぼすことができる。有効な医薬品のほとんどは、この酵素の作用を妨害するなどの方法で効果を生み出すものである。

水素と体内にある活性酸素との関係についての基礎研究に着目して、効果をうたう健康食品があるが、口からどのような形で(活性)水素を取り込んでも、消化吸収の過程で元々の性質は失われてしまうと考えるのが妥当である。体内には活性酸素に対してはそれを無効化する酵素が存在しており、外部の物質によって中和されなくても消失する。また(活性)水素は触媒ではないので、かりにこれによって活性酸素を無効化するのであれば、それと同量の活性水素を体の隅々に常に届ける必要があるだろう。

このことから容易に想像できるように、細胞レベル、分子レベルの研究成果を、日常の飲食物と結びつけるのは無理がある。また、特定の効能をうたって食品の販売をすることは、法律で制限されている。公正取引委員会は、ある機能を主張する製品にたいして、それを証明する資料を要求する権利を有しており、水素水等は過去に排除命令をだされた例がある。新聞等において「。。。に効能があるとされる。。。」と企業発表を引用するものがあるが、この点を考慮した表現を期待したい。

ところで、陽子加速器が最初に加速するのもマイナス水素らしい、(となんの脈絡もなく話が飛ぶのがtwitter のいいところだ。)

水素は陽子一つでできており、その周りを一つ電子がまわると荷電中性になる。これにさらに一つ電子が付け加わると、電荷がマイナスのマイナス水素イオンができる。陽子加速器では最初にこのマイナス水素の発生させる。マイナス水素は電場によって発生装置から取り出され、線形加速器で数百MeV まで加速されながら、蓄積リングと呼ばれる円形のリングに向かって運ばれる。マイナス水素は磁石で曲げられてすでに陽子が回っているリングに導入され、さらに薄い物質を通過する際に電子が総てはぎとられて、陽子になる。マイナス水素から始めるのが都合がいいのは、陽子と水素で磁場に対して曲がる角度が逆なので、一つの2重極磁石で両者の距離を狭くできるというところにあるらしい。(togetter の nobutoge さんの図参照)

マイナス水素を発生させるのは容易である。このことを理解するのには量子力学の知識が必要だ。原子核周りの電子の軌道は量子力学で決まっており、内側から 1s, 2s, 2p...の順番に軌道が詰まっていく。 s 軌道にはいる電子数は2で、 p軌道に 入る電子数は6である。原子番号2のヘリウムは 1s 軌道が、原子番号10 のネオンは 1s, 2s, 2p の電子軌道がすべて埋まっているために、特に安定である。

この安定性をみるのに都合がいいのが、イオン化エネルギーの図である。。

イオン化エネルギーとは、電子を一個はぎとるのに必要なエネルギーのことである。この図ではヘリウム(He) やネオン(Ne)は格段にイオン化エネルギーが高い、つまり閉殻を構成する電子の安定性が高いことがわかる。一方で、He, Ne より一つ原子番号の大きい原子のイオン化エネルギーは小さい。これは、外側の軌道にある電子がちょっとした外界の変動に影響されやすいことを意味している。電子軌道は座席であり、その座席をすべて埋めてくれる人がくるのを待っている。あるいは、あまりに座席が余っていると、そこに座ってる人はいごごちが悪く、できればたくさんの人が座っている場所に席替えしたいと思っている。もちろん、席をかわるためには、よそからお誘いをうけることが必要だ。塩( Na Cl ) が水の中で Na+ と Cl- に分離するのは、みなさんも知っているだろう。これは、(極性をもつ)水分子が多数ある環境のなかでは、電子がNa を離れるのがより安定な状態であるということを意味している。

加速器のマイナス水素発生装置は、金属のセシウム( Cs) を、水素ガスをプラズマにしたものと共存させることで作られる。 Cs は閉殻を作るキセノン(Xe) より一つ原子番号が大きく、もっともイオン化エネルギーが小さい金属である。Cs はプラズマ中で電子を放出し、水素は電子を2つもらって閉殻を作りマイナス水素となる。これを電場によって引き出すことでマイナス水素が作られるのである。
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by mihoko_nojiri | 2010-11-04 12:05

Twitter で火球→隕石を探そう。(8月7日の火球について)

昨日の新聞記事で、愛知、岐阜、三重で大きな爆発音を聞かれた方が多数いるようです。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100807/crm1008072342021-n1.htm

これとだいたい同じ時間に、火球の情報を集めている web page に(火球掲示板 http://bit.ly/be93gH )滋賀県等を通過する光跡が報告されています。

火球は宇宙空間から落下してくる石が大気との摩擦で高温になって光っているもので、簡単に言えば大きな流れ星です。落ちるときに大きな音がしたり、夜間監視カメラが真っ白になってしまうほど明るく光ることもあります。ハヤブサの画像をテレビで見られた方も多いと思いますが、あんな感じだとおもってくだい。
( 例  http://bit.ly/9BNp6Q  監視カメラの画像 http://bit.ly/d6THDs ) 

流れ星は地上にたどり着く前に燃え尽きてしまうことが多いのですが、火球のように大きなものになるとまれに隕石として落ちてくることがあります。今回いくつか目撃情報はありますが、隕石が見つかったりするでしょか。
(過去に火球と同時に隕石が見つかった例 
http://www5e.biglobe.ne.jp/~shibaya/meteorites/meteorites.html )

光跡がどこを通っていったかわかると、隕石を発見するのに役立ちます。 twitter accound @Ishihara_Y さんが情報を集めてられますので、もしはっきりとした火球をみられた方がいらっしゃいましたらお知らせください。)

追記 前述 火球掲示板では隕石情報をもとに軌跡を割り出そうとしているようです。
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by mihoko_nojiri | 2010-08-08 10:45

左手に常識 右手に生命表:非存在高齢者からホメオパシーまで

東京都で「30年前になくなった111歳のお年寄り」が発見されて以降、113歳非現住老女、その他あっというまに10名程度の非存在の方が発見されて、いっきに「長寿社会疑惑」が持ち上がっている。

かなり極端な推論だとおもうが「たかじんのそこまでいって委員会」で辛坊氏が
「実は4万というのは参考データで、確認取れてる100歳以上は、2万人、(住民基本台帳上の100歳以上のおよそ)半分なんです」
といったという話まできいた。この2万という数字は100 歳ちょうどで表彰された方の数、4万というのは、100歳以上の推計値ということになるが、辛坊氏のおおいに語弊があるしゃべり口から、4万ー2万人=2万人のかなりの部分が嘘ちゃうか、と思っている人が多いと思うので、今日はこのことについて考えてみる。

生命表というものがある。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/20th/sh01.html

これは年齢ごとに、一年の間にどのくらい死んで、どのくらいがまだ生きているか、というデータをもとに、今生きている人があと何年生きると考えられるかを計算したものだ。特に生まれたばかりのあかちゃんが平均してどのくらい生きるかを、現在の死亡率にもとづいて計算したものを平均寿命という。

この表で100歳の人のところを見てみよう。数字は男と女ですごく違うからとりあえず男性のものを採用する。100歳の男性の年死亡率は 0.34869 ということになっている。つまり一年で1/3 が亡くなり、その数が国に把握されているということだ。101歳の年死亡率は 0.371, 102歳は0.394 103歳は0.417とこの年代では年死亡率は年に 0.025づつ上昇し、 105歳では 100歳の時の人数の1/10 以下になる。111歳になると 100 歳の人数の1/1000だ。厚生省の役人が辛坊氏にこたえて「ほとんど亡くなっているだろう」と答えたというのはある意味正しい。人間が100歳越えて生きているというのは、大変なことなのだ。

非存在の高齢者の場合は、死んだとか居所不明の申告がなされていないわけだから、統計上の分類でいけば生存数にカウントされているはずだが、その数は 100歳の方の中の ざっと1/1000以下かな?と考えられる。4万人の高齢者が非存在かどうかを確認するのはあまりにむなしい。105歳、あるいは110歳程度が適切なのだろう。

非存在高齢者から離れて、生命表の真ん中あたりをみてみよう。40歳男性の年死亡率は 0.143%  50歳男性で0.341% 55歳になると0.5% と確実に上昇しているのがわかる。0.5% というのは毎年 200人に一人が亡くなっている勘定である。50あたりから体力が衰えて、以前なら簡単になおっていた病気から回復するのに、思わぬ時間がかかるようになる。がんばりがきかなくなる。自分はまだまだ大丈夫とか病気は寝ていればなおる、という自分の体感を改めないととんでもないことになる時期といえる。

死亡率が低いということは平均寿命や平均余命が伸びることに対応する。

昭和30年の40歳男性の平均余命は 30.85 歳だった。現在これは39.8歳までのびている。0歳の平均余命は63.60から75.56 と14歳以上のびているが、80歳男性は5.25 から 8.22 とほとんどのびていない。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/19th/gaiyo.html

医療の進歩によって、若い人が亡くなる率が大幅に下がり、その部分が平均寿命を押し上げてる一方で、80歳の人の余命は医療が手をだせる余地は少ないといえる。特に生後一年の死亡数は昭和30年に比べて劇的にに改善している。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/19th/zu2.html

先日「ホメオパシー助産院」で有名になった、ピタミン K の出産直後の投与は、このような戦後の医療の進歩による死亡率の低減の一つの例と言えるだろう。ビタミンK欠乏症(頭蓋内出血)の発生率は シロップ投与が一般的になった1990年には 10万人あたり 数名である。一方、1978年~80年の10万あたりの発症率は 18人(0.018%)だ。現在の生命表で0歳から1歳までの死亡率は0.3% であるが、ビタミン K が投与されなければその5% 程度をビタミンK 欠乏症一疾患でまかなってしまうことになる。極端なホメオパシーに影響されて「自然に生きるのが一番体にいい」と考え、「なんとなく怖いから子供を病院に連れて行かない、予防接種も受けさせない」という方は、子供を昭和30年代の死亡率にさらしているということを理解した上で、行動してもらいたいものだと思う。(生存数の年次推移 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/19th/zu3.html)
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by mihoko_nojiri | 2010-08-04 00:59

なんで twitter やってるかという話

男女共同参画とかいうのにはそんなに興味はないんだけど、仕事に100%打ち込める研究者とは違う、っていう感じをみてもらえるといいのかなあと思う。
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by mihoko_nojiri | 2010-05-21 21:49

physics at LHC
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